ニューボーン写真

「ニューボーンフォト」とは、「新生児期に撮影する赤ちゃんの記念写真」のことです。アメリカ、ヨーロッパなどでは、赤ちゃんが無事出まれたことを親戚や友人に報告するため写真付きのはがきを送る文化があり、ニューボーンフォトが一般的です。
赤ちゃんの最初の記念撮影として一般的なのがお宮参りですが、ニューボーンフォトは生まれて間もない新生児の赤ちゃんのこの時期にしかない姿を形に残せるとあって、日本でも近年人気になっています。
撮影時期は、お七夜からお宮参りのあいだ、生後３週間までとされています。特に、ママのおなかから出てきたそのままの姿を残すなら、生後7日～14日の間がおすすめです。

出産後は、母子共にデリケートな状態なので、まずは健康状態に留意しましょう。特に、温度や風・光に敏感な赤ちゃんはもちろん、出産の傷が癒えていないママの体調にも注意が必要です。
また、撮影時は、首が座っていない赤ちゃんに負担のかからないポーズをさせることが大前提。何かあれば取り返しがつかない繊細な時期のため、新生児の赤ちゃんについての知識・技術をきちんと持っているカメラマン・スタッフでなければいけません。

衣装・小道具を工夫することで、より素敵なニューボーンフォトに仕上がります。
衣装の種類は、おくるみ、籠（かご）、ふわふわな敷物（ベビーブランケットやスタッファー）、動物モチーフの帽子やパンツ、チュチュスカートなどさまざま。結婚指輪やエコー写真、お気に入りのぬいぐるみなど小物を取り入れるのもおすすめです。SNSなどで「ニューボーンフォト」と検索すると、さまざまな写真をチェックできるので、どんな写真にしたいか参考にしてはいかがでしょうか。